カーペットと風習

現代ではあまり聞かれなくなりましたが、定番の嫁入り道具として日本では桐でできたたんすがありました。
桐の木の特性から衣類を閉まっておく場所としてとてもいいものだと重宝されていたそうです。
実際に桐のたんすというものは軽くて使いやすく、和服をしまうのに最適だったと歴史が物語っています。
ところ変われば嫁入り道具も変わるというのは、世の道理。
海外でも嫁入り道具というものは存在しています。
むしろ海外で厳格な地域のほうが嫁入り道具などは現在でもかたくなに守られているものなのかもしれません。
たとえばトルコでは嫁入り道具としてカーペットが欠かせないものだと、以前テレビ番組で見たことがあります。
実際に花嫁になる人がカーペットを手織りする風習もあるという話でしたので、国によって風習が違うというのはとてもよく理解できました。
トルコといえばじゅうたんが有名ですので、嫁入り道具として定番といわれるのはとてもよくわかりますし、ぜひそういった風習を続けてほしいと思います。