招き猫柄のはんこで福を招こう

世の中には犬好きもいますが、結構猫好きが存在します。残念ながら「招き犬」はないですが、「招き猫」はありますし、9月29日は「くる(9)、ふ(2)く(9)」の語呂合わせで記念日までありますので、なんとなく猫の方が目には見えないスーパーパワーを秘めているように思えます。右手は金運を招き、左手は人を招くとはよく言われていることですので、知っている方も多いと思いますが、最近は伝統的な三毛以外にも様々な色のものがあり、例えば黒は魔よけ、厄除け、赤は病除け、ピンクなら恋愛、青は学業成就や交通安全、そして金色は金運と色によって招くテーマが分かれているようです。引き寄せたい運によって選べるのは嬉しいですが、やっぱり伝統的な三毛が落ち着きます。江戸時代末期に誕生した招き猫ですが、今はグローバルに活躍している日本生まれの愛嬌満点のラッキーアイテムです。アジア圏では当然ながら、ニューヨークでもチャイナタウンで見かけられます。アメリカではWelcome Cat とか Lucky Cat などと呼ばれています。この世界的に愛されているスーパーラッキーアイテムをデザインしたはんこなんていいと思いませんか。使うたびに福を呼び寄せている感じがします。香港ではんこ屋さんをのぞいたことがありますが、色とりどりのパワーストーンを使って、更に様々なモチーフを彫ってあるはんこでしたが、どうもピンと来なくて、作る気満々で訪ねて行ったくせに結局作らずに帰ってきてしまいました。今思えば、彫ってあるモチーフなどが、あまりにも中国っぽいドラゴンだったりして、日本で普通に使うには仰々し過ぎたのかも知れません。やはり、普段使うには、それなりに落ち着いていて、なおかつかわいらしいデザインや、招き猫みたいな開運アイテムをデザインしたものの方が断然使いやすいのです。はんこを作る機会は意外と少ないのかも知れません。もう何十年も前になってしまった成人式の時に「女の子は結婚すると苗字が変わってしまうから」と、わざわざ名前のはんこを記念に作りました。それなのに、苗字が変わることなく何十年もの月日は流れ、名前で作った意味はなかったのかしら、という状況に陥っています。こうなったら、今更感満載ではありますが、「招き猫」柄の開運はんこを作って、満を持して人生で最高のパートナーを招くべく、この日本生まれのスーパーラッキーアイテムちゃんに頑張って働いてもらいましょう。