蛍光灯を交換しても点かない場合は?

切れた蛍光灯を交換しても照明が付かない場合は、まずグローランプがあるかどうか探してみます。
グローランプとはスタータ式の蛍光灯を点灯させる際に必要な放電管のことで、これが切れていると照明が点きません。
グローランプは安価で購入でき、取り替えも簡単なので、照明器具に合う形式のグローランプを用意して取り替えてみましょう。

もしグローランプが見当たらないなら、ラピッドスタート式かインバーター式の蛍光灯という事になります。これらのタイプでは点灯にグローランプは不要なのです。
この場合は、まず器具の形式と、新しく買ってきた蛍光灯の型番を調べます。
というのも、ラピッドスタート式の器具では、型番が「FLR」で始まるものしか使えないからです。インバーター式なら大体の型番のものが使えます。(ちなみにスタータ式ではFL・FCL・FPLの型番のものが使えます)
型番が間違っていると点灯しないので、型番をよく確認して買いなおす必要があります。

グローランプを取り換えて、また蛍光灯の型番にも問題がないのに点灯しない場合は、照明器具の故障を疑ってみます。
器具自体の交換はそんなに難しい事ではないのですが、やはり電気のことなので漏電や感電の危険もあり、器具の修理・交換は電器店などに依頼した方が簡単で安全です。

また、ごくまれにに新品の蛍光灯が不良品だった、ということがあります。同型の照明器具が他にある場合は、確認のためそちらにセットして点灯してみるといいでしょう。